
秋になると届く保険料控除証明書【所得控除】
そろそろ10月になります。
10月になると送られてくるのが、保険料の「控除証明書」。
この証明書を会社へ提出します。
年末調整に必要な書類のようです。

あゆみ
まり先輩は、何か保険に入っているんですか?

まり
保険って医療保険とか?入っているよ。

あゆみ
私はまだ入ってないんですよ。
何か入っておいた方がいいんですかね?
部長「あゆみさん、生命保険や医療保険は入っていると税金も安くなるから入っておいてもいいんじゃないかな」

あゆみ
そうなんですか。保険に入って税金が安くなるなら入ってもいいかな。
部長「明日、あんず先生が来るから聞いてみてもいいんじゃないか?」

あゆみ
はい、聞いてみます。まり先輩も一緒に聞きましょうよ。

まり
そうだね、私も聞きたい。
~翌日、あんず先生の仕事終わり~

あんず先生
保険料を払うと税金が安くなるのは、『生命保険料控除』っていう制度があるからなの。
この他にも、
・『医療費控除』
・『社会保険料控除』
・『小規模企業共済等掛金控除』
・『地震保険料控除』
・『寄付金控除』
・『障害者控除』
・『寡婦控除』
・『ひとり親控除』
・『勤労学生控除』
・『配偶者控除』
・『配偶者特別控除』
・『扶養控除』
・『雑損控除』
・『基礎控除』
があるわ。
この控除を『所得控除』と言うの。

あゆみ
そんなに所得控除があるんですか!
大丈夫ですか、まり先輩? 体がフリーズしてますよ。

まり
・・・す、凄いですね💦

あんず先生
以前、所得について話したのを覚えているかな?
所得から、『所得控除』を差し引いた金額に所得税率をかけて、所得税を計算するのね。
このあたりの話は、また後ほど説明するわね。

あゆみ
なるほど、なるほど。
つまり、生命保険料を払っていれば、『生命保険料控除』で差し引けるってことなんですね。

あんず先生
そうね。でもね、生命保険料全額は引けなくて、一定額しか引けないの。
それでも節税にはなるわね。

まり
節税したい!
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