
インボイスってなに?【消費税・インボイス制度】
~数年前の職場~
まり「はい、それはちょっとまだ詳しいことは・・・はい、在籍しているか確認してみます。 えっ?・・・あ、はい・・・。では失礼致します。」
まり「はあぁ~」
あゆみ「どうしたんですか?電話、何かあったんですか?」
まり「お取引先の専務さんからなんだけど、イン・ヴォイスさんの登録番号はどうなっていますか?って聞かれて、良く分からなくてテンパっちゃったよ。
あゆみちゃん、うちの会社にイン・ヴォイスさんって人いる?会ったことないんだけど。イン・ヴォイスさんの登録番号について聞きたかったみたいなの」
あゆみ「ちょっ・・、ちょっと待ってください。ダメ、笑いが止められない・・・爆笑」
まり「どうしたの?」
あゆみ「イン・ヴォイスさんじゃなくて、インボイスですよ、インボイス。先週のミーティングで、インボイスの研修を今日の午後にやるって部長が言ってたじゃないですか」
まり「あ!!!!!!インボイスか!! どうしよう・・・やっちゃったよ・・・在籍しているか確認してみます、なんて言っちゃったよ。専務さんも、私の回答に困惑してたみたいだったから」
あゆみ「ちゃんと確認して連絡するしかないですね」
~研修中~
あんず先生「令和5年10月1日から『インボイス制度(適格請求書等保存方式)』が始まります。この制度では、取引先に発行する請求書に”登録番号”を記載する必要があります。
この登録番号を取得するかどうかは任意ですが、番号が無い請求書を出すと、取引先が消費税の一部を控除できず、結果的に納税額が増えてしまいます。
登録番号を取得するには、事前に申請が必要です。
また、仕入れ先からの請求書も『インボイス(適格請求書)』でなければ、御社も消費税の一部を控除できず、納税額が増える可能性があります。
そのため、今後は”登録番号を取得すること”、そして”インボイスに対応した請求書のやり取り”がとても重要になります」
まり「・・・だから専務さんはインボイスという請求書をうちが発行できるのか、と聞いていたんだ。ずっと人の名前かと思っていたよ。部長に登録番号の申請をするのかを聞いて、専務さんに電話しなきゃ」
今日は、冷や汗とまなびの一日でした。