
個人事業主の、年収と所得の違い【所得税】
前回は、あんず先生にお給料をもらっている人の年収と所得の違いを教えてもらいました。
次のクライアントとの打ち合わせがあったようなので、個人事業主の年収と所得の違いは、今日教えてもらえることになりました。
まり「あゆみちゃん、問題です!ダダン!!お給料をもらっている人から控除される経費はなんていうのでしょうか?」
あゆみ「もちろん覚えていますよ、給与・・・給与・・・給与・・・すみません、忘れました」
まり「給与所得控除ね。ちなみに、年収によって給与所得控除額の計算が異なるんだよ」
あゆみ「まり先輩、凄くないっすか!?」
まり「今日、あんず先生が来るからしっかり覚えたよ」
そんな話をしていたら、後ろにあんず先生がいて聞かれてしまいました。
あんず先生「まりさん、あゆみさんそうやって話し合うことはとてもいいことね。前回は、時間がなくて個人事業主の話が出来なくてごめんなさい。今日は、個人事業主の年収と所得の違いのお話をしますね」
まり&あゆみ「よろしくお願いします」
あんず先生「個人事業主は、自分自身で事業をしているから、給料をもらうという概念はないの」
まり「給料じゃないんですか!?」
あんず先生「自分から自分の給料をもらうって変じゃない?」
あゆみ「あ~確かに・・・給料って人からもらうイメージありますよね」
あんず先生「それで、個人事業主の場合は、売上高が年収になって、売上高から経費を引いた差額が利益になるから、この利益のことを所得っていうの。
個人事業主が所得を増やすには、売上を上げるか経費を削減するしかないのよね。
たまに、個人事業主はなんでも経費になっていいなって話しを聞くけど、直接事業にかかわった支払いしか経費にならないから“なんでも経費”にはならないのよね」
まり「お給料をもらっているか、自分で事業をしているかによって年収と所得って違うんですね。」
まり&あゆみ「勉強になりました。ありがとうございました」