💰所得税・累進課税制度~部長の給料~

【POINT:会社員の税率は収入が上がるほど高くなる】

給湯室での女子話。

部長が「なんでこんなに税金が引かれているんだ」ってぼやいていたことが話題となった。

あゆみちゃんが聞いてきた。

あゆみ
あゆみ

まり先輩、部長の給料っていくらなんですか?

ぶほっ!コーヒーを噴き出してしまった。

まり
まり

あゆみちゃん、突然凄いこと聞くね。
でも部長、税金が高いって言っていたから結構もらってるんじゃないかな。

あゆみ
あゆみ

よく分からないんですけど、税金って一律じゃないんですかぁ? 消費税は10%だし。

まり
まり

え~よく分からない。こんな時にいつも教えてくれる怪しい人が出てくるんだよ。
でも、さすがに会社にはいないよね。

あたりを見回すまりちゃん。

その時、部長がやってきました。

まり&あゆみ「お疲れ様です」

あゆみちゃんが何か聞きたそうな顔で部長を見ていました。

あゆみちゃんが部長に給料いくらなんですかぁ?とかいきなり聞き出さないか心配になり

・・・あの部長、給料の税金って一定じゃないんですか?と聞いてみました。

部長
部長

ん?”給料にかかる税率が一定か”、ってことか?
給料、というか”所得”に対してかかる所得税は、一年間の稼ぎに応じて変わるんだよ。

日本では”累進課税制度”といって、稼げば稼ぐほど税率が高くなる仕組みなんだ。
簡単に言えば、給料が低い人ほど所得税率が低く、給料が高い人ほど税率が高くなるんだ。
なぜこのような制度になっているのかというと、課税の負担を公平にするためなんだよ。

頑張ってたくさん稼いでいる人の税率が高いのは、それだけ支払う力があると考えられているからなんだ。
この仕組みによって、低所得者への所得の再分配が行われ、経済的な格差を和らげる役割を果たしているんだね。

まり&あゆみ「そうなんですか、ありがとうございます、部長」

部長の説明を聞いても、結局良く分かっていないまりちゃんとあゆみちゃんでした。



投稿者 わごん

こんにちは。税理士として10年以上実務に携わっております。 「税金って難しそう…」そんな思いから、わかりやすくまりちゃんと一緒に学べる税金ブログを始めました。 どうぞよろしくお願いいたします。