【POINT:相続の開始を知った日の翌日から、4か月以内に確定申告が必要です(準確定申告)】
水田さん、お客様が6月2日にお亡くなりになったの。
準確定申告の有無を含めて確認してください。
まりさんも手伝ってくださいね。
お亡くなりになったお客様、何も知らない私に社会のことをいろいろ教えてくださいました。
水田さん、頑張りますのでご指導お願いします。
我々はしっかり業務を果たそう。
まずは、お亡くなりになったお客様が確定申告をしていたかを確認して。
はい。昨年は、年金と給与と不動産の家賃収入がありました。
来年の3月15日までは時間がありますから、年末頃に資料のご連絡をしたいと思います。
準確定申告だよ。
申告納税の期限は、3月15日まででいいの?
確定申告ですよね!?
3月・・・15日・・・ですよね・・・
まりさん、「1月1日から死亡した日までに確定した所得金額および税額を計算して、相続の開始があったことを知った日の翌日から4か月以内に申告と納税をしなければなりません。これを準確定申告といいます。」って、国税庁のホームページに書いてありますよ。
えっ、そうなの?
てか、あゆみちゃん、いつの間にそんな知識を!
凄くない?
たまに、国税庁のホームページでいろいろ見ているんですよ。
勉強になりますよ!
そ、そうなんだ・・・💦
(私は、どうでもいいSNSしか見てないわ)
あゆみさんが言ったように、準確定申告は、「1月1日から死亡した日までに確定した所得金額および税額を計算して、相続の開始があったことを知った日の翌日から4か月以内に申告と納税」をするんだよ。
準確定申告と言っても、基本的には確定申告と同じように計算するんだけれど、年金受給者は、公的年金の源泉徴収票を日本年金機構に電話して発行してもらう必要があるんだよ。
準確定申告は、お亡くなりになった方の確定申告というのは分かりました。
ところで、誰がその準確定申告をして、誰が納税するんですか?
準確定申告は、相続人が申告・納税をするんだよ。
納税が出る場合は誰が支払うのか、還付になる場合は誰の口座に還付金を入金してもらうのか、それらを相続人全員で話し合う必要があるんだよ。
申告期限に間に合うように、お客様の相続人さんにご連絡してみます。
まとめ
No.2022 納税者が死亡したときの確定申告(準確定申告)|国税庁
・申告・納税期限は、翌年の3月15日ではありません。亡くなったことを知った日の翌日から4か月以内です。
・公的年金の源泉徴収票は、日本年金機構に死亡日をお知らせして早めに発行してもらいましょう。