税金の使いみち~富士登山(後編)~
※前編の続きです。
午前3時に起床して、準備を始めます。
外に出てみたら・・・びっくり!!
満天の星空⭐
天の川が凄く綺麗。
約15分おきくらいにたくさんの流れ星も見えました🌠
確か、流れ星に願い事をすると叶うと聞いたことがあります。
次の流れ星を見計らって、心の中で密かに願い事を唱えました。
(何を願ったかは内緒です)
その一方で、20代と思われるカップルの参加者が、夜中に体調を崩し、登頂を断念することになったそうです。
ガイドさんによれば高山病らしいです。
「明るくなったら自力で下山する」とのことでした。
大丈夫かな・・・私の酸素缶をあげればよかったかな。
心配でしたが、気持ちを切り替えて他の参加者と山頂を目指して出発です🚶
途中、誰かがケガをしたらしく、ヘリコプターの音が近づいてきました🚁
下からは救助隊の方々も。
ガイドさんの声が響きます。「道を空けて!」
救助隊のたくましさに思わずドキドキ。
いつでも駆けつけてくれる救助隊がいるから、心のどこかで安心している部分もあるのかもしれません。
いやぁ、救助隊ってほんまに頼もしいな!
えっ、旅人さん!?いつからそこに?
なんや最初から一緒におったやないか。
まりちゃん、しょっちゅう酸素缶を吸って呼吸に集中しているみたいやったから声かけづらくてな。
まぁ、オレもあまり人のことまで気にしてる余裕はなかったんやけど。
え!もしかして、あの単独で参加していた男性って旅人さんだったんですか!?
帽子を被っていたからか全然気づかなかったです💦
そうそう😊
あ、まりちゃん知ってるか?山岳での救助に県のヘリコプターや人員が出動する場合、その費用は税金でまかなわれているんやで。
だから、救助された人に救助費用の請求は基本的に無いで。
あ、民間の救助は別やけどな。
ええっ!救助費用かからないんですか!
これも税金だったとは、驚きです。
その後、無事にご来光も拝めることができ、山頂で朝日を迎えました🌞
疲れも吹き飛ぶ、最高の瞬間でした🗻✨
あ、ちなみに30代の男女は今回の登山をきっかけに付き合うことになったみたいです。
いつのまにか、ドラマも生まれていたんですね😊♡
私も、今度登山婚活に参加してみようかな・・・😅